インタビュー
『日経ビジネス』「編集長インタビュー」の記事の中から、印象に残った言葉をご紹介するサイトです。

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2008.01.28
 (No.4)<56>

音楽の「転調」も収益に
廣瀬 禎彦(ひろせ・さだひこ)氏[コロムビアミュージックエンターテインメント社長]


(構造変化で、著作権など権利関係のハンドリングも難しいですね。)
例えば、CDのジャケットがありますが、今までは何も使ってないわけです。
で、ジャケットでTシャツを作って即売したら、CDを出すたびに新しいデザインのTシャツができるじゃないかと。
ジャケットってすごく力を入れてデザインしているわけだから。
デザイン自体をTシャツ用としてライセンスすると、収入が発生する。
その収入について、アーティストとデザイン会社と我々とがどう分けるのか。
これは、全く新しい権利関係なんですね。
その新しいものは作っていかないといけないのですが、これからのチャンスですね。

2008.01.21
 (No.3)<55>

デジカメ成長、第2幕へ
苅谷 道郎(かりや・みちお)氏[ニコン社長]


(経営スピードを上げるには、組織の壁を壊すことが必要です。どのような手を打っていますか。)
一番よいのは人を入れ替えることです。
今、デジタルカメラの開発本部長を務めているのは、コンパクトカメラの設計一筋の技術者でした。
それをあえてマーケティング部門のゼネラルマネジャーにして、技術とマーケティングの融合を図った。
組織の壁とは、詰まるところ人間の壁です。
それを壊し、互いにフランクに話し合える環境を作れば、組織は活性化していきます。

2008.01.14
 (No.2)<54>

創造と革新、自然体で
石坂 信也(いしざか・しんや)氏[ゴルフダイジェスト・オンライン社長]


GDOは情けない株価水準ですが、ジタバタしても仕方がない。
資本市場からの評価だけに一喜一憂せず、「足元はしっかり固めたうえで、新しいモノも考える」ということを地道に進めるしかありません。
個人株主から、長期で株を保有した結果、「株を持っていてよかった」と言ってもらえるように頑張りたい。
市況が悪いといっても、機関投資家も個人も本当に面白いモノ、面白いビジネスモデルがあれば、投資はしています。
つまり本当に実力がないと、ますます選ばれなくなってしまう時代であるわけです。
もう2〜3年もすれば、日本でも改めてネットが再認識、再評価されるのではないでしょうか。
消費に占めるネット経由の比率がほんの少し上昇しただけで、大きなインパクトになるからです。
そういう意味では、日本は米国の数年前に似た状況とも言えるでしょう。

2008.01.07
 (No.1)<53>

国を開き、金融を変える
斉藤 惇(さいとう・あつし)氏[東京証券取引所グループ社長]


例えば米国証券大手のゴールドマン・サックスに対して、私も個人的には「負けてたまるか」と思う。
けれど、日本にもたらしている恩恵も無視できない。
利益の多くを海外に持ち出しているにしても、相当部分を国内で費やし、日本の人材に就業機会を与え、金融技術者を育てているのですから。
私の出身である野村証券からも多くの人材が外資に移っています。
お金を目当てに行った人は実はそう多くない。
では何のためかというと、上司がリスクを取らせてくれるから、人材がやりがいを感じて流れていくのです。
日本の金融機関の経営者はこのことを重く受け止める必要があるでしょう。


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